92025 SUPER GT Sporting RegulationsGTA Co.,Ltd | 2025 SGT-SpRa. 付則-7「GTAドライビング・モラルハザード防止制度」に抵触する行為b. 他の競技車両のコースアウトを強いるものc. 他の競技車両による正当な追い越し行為を妨害するものd. 追い越しの最中に他の競技車両を不当に妨害するものe. FIA国際競技規則付則L項第4章第2条に違反したもの等を指し、その行為が危険と判定されたものをいう。2. 第1条3項に記された諸規則・規定への違反、または競技役員の指示に対する不遵守は、FIA国際競技規則第12条に定める手続きにより罰則として訓戒・罰金・タイムペナルティ(グリッド降格含む)・失格・出場停止が適用される。ただし、当該行為がプロモーションイベント中に発生した場合には、競技会審査委員会の裁定に拠らず付則–7「GTAドライビング・モラルハザード防止制度」4.3による反則金が課される。3. 罰金が課せられた場合、競技参加者は競技会開催国のASNに対し、宣告された時から48時間以内に罰金を支払う義務を有する。4. 本シリーズ規則の解釈および本シリーズ規則に明記されていない罰則の選択は、競技会審査委員会によって決定する。5. 罰則は競技会審査委員会によって決定され、書面をもって競技参加者に対し迅速に通知される。6. 決勝レース中に執行される罰則は、以下の通りとする。1) レース中に課すタイムペナルティは、次の3つとし、競技長がレースディレクターと協力し、速やかに実行する。(1) タイムペナルティ: 競技結果に対してタイムを加算する。(2)ドライブスルーペナルティ: ドライバーは下記2)のボード提示後、ピットレーンに進入し、ピットに停止せずにピットレーン出口からレースに復帰しなければならない。(3)ペナルティストップ: ドライバーは下記2)のボード提示後、ピットレーンに進入し、ペナルティストップエリアに少なくともタイムペナルティとして課せられた時間の間、停止した後、ピットレーン出口からレースに復帰しなければならない。また、自チームのピットに停止することは許されない。ペナルティストップエリアでは、競技車両はエンジンを停止する必要はない。エンジンが停止した場合は、ペナルティの時間が経過した後に、車載のスターターによって再始動することができる。2) 下記のレース中の反則行為について競技会審査委員会の裁定により罰則が決定したならば、ただちに罰則の種類(ドライブスルーペナルティは“D”、ペナルティストップは”P”で示される)と当該競技車両の競技車両番号を記入した黒の表示板がコントロールラインで提示され、同時にピット放送・無線・モニター等で通告され、通告書によりチーム監督へ通知される。罰則はペナルティボードの提示以降に執行されなければならないが、ドライバーがペナルティ
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