2025 SUPER GT Sporting RegulationsGTA Co.,Ltd | 2025 SGT-SpR また、シグナリングプラットフォームにおけるグリッドマーシャルの役務範囲に固定的設備を設置してはならない。6) ピット作業時に自車の出火を確認したチームは、全ての作業を止め、消火を優先しなければならない。2. すべての作業要員は、作業エリアにおいてその役務を行う際、以下に記された装備品を正しく着用し、作業中は肌の露出をしてはならない。対象1チームクルーのうち登録された7名の作業要員2上記7名の作業要員のうちタイヤ交換を行う作業要員3上記7名の作業要員のうち燃料補給要員および消火要員、上記7名以外の燃料補給装置操作要員3. ピットでの停車はいかなる場合でもエンジンを停止させなければならない。また、ジャッキアップ中のエンジン始動は禁止される。ただし、ジャッキアップ中に点検等の作業のためにエンジンを始動することはピットオフィシャルに許可を受けることで許される。 調整あるいは調節のためのエンジン始動は補助エネルギー源を使用することが許される。ただし、レースに加わるために再度競技車両をスタートさせる場合のエンジン始動は、運転席においてドライバーがその競技車両に装備されている装置によって4輪が接地された状態で行わなければならない。4. チーム監督は、競技車両を安全に自己のピットに誘導し、チームクルーがピット作業を安全に行い、競技車両を安全にコースに復帰させる責任を負うものとする。5. ピット作業終了ごとに、チームクルーはピット作業エリア上に置いてあるすべての備品を片づけなければならない。6. ピットレーンのファストレーン上で打合せを行うことは禁止される。7. ピットレーンの作業エリアにおいて発火をともなう装置あるいは高温を生じる装置の使用は禁止される。8. 燃料をピットガレージ内に保管する場合には、チーム監督は各々の内容量4.5kg以上の消火器を最少2個配備しなければならず、またそれらが正常に作動することを確認すること。9. ピットガレージ内の燃料貯蔵は、消防法および競技会特別規則に合致しなければならない。10. ドライバーが、単独で安全な場所で競技車両に搭載されている方法あるいは手段(すべての物的あるいは人的支援は認められない)をもって行う応急修理を除き、燃料補給、補修作業あるい装備品腕章を着け、FIA/JAF公認耐火炎スーツ、ISO 23388またはEN 388:2016の耐切創性(EN ISO 13997 TDM)に準拠したグローブまたはFIA公認品およびSFI規格に適合した耐火炎グローブを正しく装着し、頭部を有効に保護するヘルメット、および粉塵または飛来物から適切に眼球を保護できるメガネまたはゴーグルの着用が義務付けられる。ただし1.3)の作業を行う者についてはグローブの着用が免除される。上記1の装備品に加え、FIA公認のバラクラバを着用しなければならない。上記1の装備品のうち、ヘルメットについてはバイザーを閉じた状態のフルフェイス型ヘルメット(FIA公認品を強く推奨)でなければならず、グローブおよびバラクラバはFIA公認(FIA8856-2000/FIA8856-2018規格適合品)を着用しなければならない。27
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