2025 SGT-SpR | GTA Co.,Ltd 第28条 燃 料は修理は当該競技車両のピット以外で行ってはならない。11. タイヤレンチ用エアホースおよび給油ホースのためのアームの高さは、アームに装着されたホース、看板および工具類を含めいかなる部分も、ピット作業で使用する場合を除き、ピット作業エリアから鉛直に2m以上を確保すること。12. すべてのセッションにおいて、作業要員以外の者で、走行時間中にピットガレージ建屋よりピットレーン側のエリアに立入る者は耐火炎スーツおよび頭部を有効に保護するヘルメットを着用しなければならない。ただし、ピットガレージとシグナリングプラットフォーム間の往来のための立ち入りならびにGTAが特に認めた者についてはこの限りではない。13. すべてのセッションにおいてピットガレージからコースインする車両は、一旦ピット作業エリア内に移動してからエンジンを始動しなければならない。14. ピットレーンにおける優先権はファストレーンを走行している車両が有する。 したがって、ピットアウトする車両はファストレーンから作業エリアへ進入する車両を妨げないこと。 また、ピットアウトする車両がファストレーンを走行中の車両に減速を強いたり並走することは禁止される。15. ピット出口には、グリーン/イエロー(またはブルー)/レッドのライトが設けられる。 すべてのプラクティスセッション中はグリーンライトが点灯しているときのみコースインすることができる。16. シグナリングプラットフォーム、その他サインエリアに設置される全ての備品は、確実に固定されなければならない。17. ピットレーン走行時において、ピットレーンに居る全ての要員や他の車両へ危険が及ばないよう走行しなければならない。1. ピット以外での燃料および潤滑油の補給は一切禁止される。2. 競技会期間中を通じ、燃料補給装置はオーガナイザーが指定したピットレーンの作業エリアにおいてのみ使用することが許される。燃料補給装置は、2025年JAF国内競技車両規則第3章第10条10.3.1)から10.3.3)に規定されるものに限られ、同項3-2図に示される流量リストリクターを装着していなければならない。ただし、流量リストリクターはGTAが調整する権限を有する。GTAは、GTA-GT500、GTA-GT300及びGTA-GT300MC車両に使用する燃料補給装置に接続される給油ホース内に、流量リストリクターを追加し調整する権限を有する。また、給油ホースの長さは最小5mを維持していなければならない。 燃料補給装置の底部の最大寸法は、幅110cm×奥行160cmに制限される。1つの燃料補給装置が複数の競技車両に対し使用されてはならない。 燃料補給装置は、必ずピットのサーキット施設に耐荷重5,884N(600kgf)以上を有する2本以上のワイヤーやハーネスによりこれを固定する転倒防止策を施さなければならない。 オーバーフローボトルによる給油は、決勝レース中を除きピットガレージ内でのみ認められる。このオーバーフローボトルには、車体側給油口と換気口のそれぞれに合致するカップリングを先端に28
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