2025 SUPER GT Sporting RegulationsGTA Co.,Ltd | 2025 SGT-SpR第33条 決勝レース中のコースイン第34条 ドライバーの交替第35条 最大運転距離・時間ラップが継続される。 これらに要した周回数(時間)は本来の周回数(時間)にカウントされる。18. 例外的な状況下のみ、FIA国際競技規則付則H項に従い「セーフティカー」によるスタートが許される。 この場合にスタートに出遅れた車両には本条14項が適用される。19. 決勝レーススタートの際、シグナリングプラットフォームには許可された競技役員以外の立入りは禁止される。20. サーキットが閉鎖されるか、あるいは競技を続行することが危険と競技会審査員会が判断しない限り、雨天におけるレースは中止されない。21. このスタート手順に特例が認められるのは、下記の場合に限られる。1) 決勝スタートが迫っていて、かつトラック上の水量が多くウェットタイヤでも安全上問題があると競技長が判断した場合には、競技長は『START DELAYED「スタート遅延」』のボードと同時に赤色地に“10”と記されたボードを提示することにより、決勝スタートを遅らせることができる。この赤色地に“10”と記されたボードの意味は、スタート手順が10分遅れて開始されることを意味する。10分以内に天候の状況が回復したら、緑色地に“10”と記されたボードが提示される。緑色地に“10”と記されたボードの意味は、10分後にグリーンフラッグが出されることを意味する。緑色地に“10”のボードが出されてから、5分後にスタート進行が開始され、通常のスタート方法によるボード(つまり、5分前、3分前、1分前、30秒前)が提示される。 しかし、赤色地に“10”のボードが提示されてから10分以内に天候が回復しない場合には再度、赤色地に“10”のボードが提示され、これはスタート手順再開までさらに10分間延長されることを意味する。この手順は数回繰り返される場合がある。(赤色地にしても緑色地にしても)“10”と記されたボードが出される時は常に警告音を伴うものとする。2) たとえウェットタイヤを装着しても、安全が確保されないような多量の水がトラックを覆った場合、トラックのコンディションが改善されるまで競技長およびレースディレクターはスタートを遅らせる。決勝レース中においてはピット出口信号のグリーンライトが点灯しているときのみコースインすることができる。イエロー(またはブルー)ライトの点滅は競技車両が近づいている合図である。ドライバーの交替は、競技役員の管理のもとに、自己のピットにおいてのみ行うことができる。競技参加者は、ドライバー交替を競技役員に通告しなければならない。スタートシグナル点灯後1度も本コース上のコントロールラインを超えずにピットインした場合のドライバー交替は認められない。1名のドライバーが総計で当初のレース距離もしくはレース時間の2/3を超えて運転してはならない。35
元のページ ../index.html#37