GTA Co.,Ltd | 2025 SGT-SpRAPPENDIX SC後方からのスタート 但し、SC ボード提示時点でピット入口またはピットレーンに入っていた車両については、通常のピットインと判断され、すべてのピット作業が実施できる。 下記1)、2)については、ピットインと一部の作業が許されるが、ピットイン義務の回数には含まれない。1) SCが導入されてから並び替えまでの2周回(SCがピット入口を2回通過し並び替えのためにメインストレート上に停止する周回)まではドライタイヤからレインタイヤへ変える為にピットインすることが許される。 この際の作業はドライタイヤからレインタイヤに交換する為の作業のみでありその他の作業は全て禁止される。 2) 先頭車両がSCの後方につき、残りの全車両がさらにその後方に整列しモニター上に「ピットレーンオープン」のメッセージが提示された周回からGT500車両はピットインができる。GT300 車両についてはその翌周からピットインができる。この際ドライバー交代を除くピット作業が許される。3) 下記17.の状況下では作業エリアへの進入・停止は禁止される。4) これらの規定に従わなかった場合は、60秒以上のペナルティストップが課される。17. 特定の状況下では、競技長はSCにピットレーンの使用を要請できる。この場合、SCのオレンジライトが点灯していることを条件として、全車はSC後方に続いて追い越しをすることなくピットレーンに進まなければならない。18. 例外的な状況下では、決勝レースがSCの後方からスタートすることもある。この場合、1分前シグナルまでのいずれかの時点でオレンジライトが点灯する。これがドライバーに対してレースがSCの後方からスタートするという合図となる。グリーンライトが点灯されると、SCはグリッドを発ち、全車両がSC後方に車両5台分以内の距離を保ちながらグリッド上での順序のままでそれに従う。フォーメーションラップはなくなり、決勝レースはグリーンライトが点灯した時点でスタートする。 第1周目に限って追い越しが認められるのは、ある車両がそのグリッドポジションから遅れた際に、他の残りの競技車両が著しく遅れをとらないためにその後方の車両が抜かざるを得ない場合だけである。 出遅れた車両およびSCが先導している周回の途中でスタート順序の位置を保てなかった車両(いずれの場合も前車から車両10台分以上遅れた場合)はポジションを挽回することなく隊列から外れ、その周にピットに入らなければならない。SC後方の隊列の最終車両がピットレーン終了地点を通過した直後、ピット出口の灯火は緑色になるものとする。ピットレーン上の車両は、その時点でトラックに入り、SC後方の隊列に加わることができる。 競技会審査委員会の判断により、最初の周回で不要に他の車両を追い越したとされるいかなるドライバーに対してもタイムペナルティが課される。19. SC後方からのスタートの場合、ピットレーンへの進入が許可され、ドライバー交代を除くピット作業が許される。49
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